高反発に代わる「広反発ドライバー」とは?
2016/05/23
あまりにも飛距離が出るため、規制によって公式大会で使用できなくなった「高反発ドライバー」。
飛距離を出したい各クラブメーカーが「高反発モデル」に変わって生み出したのが「広反発ヘッド」です。
ルール適合の「広反発」ヘッドとは?
最新ドライバーのトレンド「広反発ヘッド」は、ルールで規制されている高反発モデルと異なり、ルールで規制されていません。広反発ヘッドはスイートエリア外のフェイス部を適合範囲内で高反発化して、オフセンターヒットでも飛距離のロスを防ぐことができるようにしたものです。
以前は芯を外した場合のエネルギーロスを抑えるために「ヘッド慣性モーメントのアップ」が進められていました。しかしヘッドサイズのルール規制などから、現在は各モデルの性能は横並びになっています。
そこで現在では打点がスイートスポットから外れた場合でも、エネルギーロスを防ぎ反発力をアップさせる「広反発」モデルが人気になったのです。
方法としては、反発力を確保するためフェイス周辺までを一体として形成する「カップフェース構造」などがあります。フェイスの角ギリギリまでたわませる事ができるため、上下左右に打点がずれても飛距離に差が出にくいのが、広反発モデルなのです。